在庫管理で、在庫の棚卸をする方法をご案内します。

  1. 棚卸の用語について
    項目名 概要
    実在庫 店舗に実際に存在する「売る事が可能」な商品の在庫
    理論在庫 入出庫データや伝票で処理されたシステム上の在庫
    差異 実在庫と理論在庫の差。棚卸は全商品を「差異なし」にすることが目的
  2. 棚卸の方法①店販メニュー選択orバーコード読み取り

    棚卸する店販メニューの登録には2通りの方法があります。

    • 「店販メニュー選択」から登録する
      「店販メニュー選択」をクリックします。
      Bionlyに単品として登録されている店販のリストが表示されるので、棚卸したい店販を選択してください。
      ※店販区分がセットになっている店販は棚卸できません。
    • バーコードを用いて登録する
      「バーコード」に13桁もしくは8桁の商品バーコードを入力してください。

      カメラ機能付きスマートフォンやタブレットをご利用の場合、カメラでバーコードを読み取ることができます。
      「8桁読み取り」「13桁読み取り」をタップするとカメラが起動しますので、商品のバーコードにかざしてください。

    棚卸は複数台のスマートフォンやタブレット、PCから同時に行うことができます。

  3. 棚卸の方法②個数を入力

    店舗に実際にある商品を数えた実在庫の個数を入力します。
    入力後、「追加」を押下します。

  4. 棚卸の方法③結果確認

    入庫している全ての商品の実在庫の個数を入力したら、差異を確認します。
    更新ボタンを押すと最新の棚卸状況に更新できます。

    • 差異が0のとき
      実在庫と理論在庫の個数が一致しています。在庫調整は不要です。→STEP6へ
    • 差異が1より多いとき
      システムで管理している理論在庫よりも実在庫が多い状態です。差異が0になるよう在庫を調整します。→STEP5へ
    • 差異がマイナスのとき
      システムで管理している理論在庫よりも実在庫が少ない状態です。差異が0になるよう在庫を調整します。→STEP5へ
  5. 差異ありの場合の在庫調整方法

    差異を0にするには、2通りの方法があります。

    • 再度棚卸し、在庫の再登録をする
      店販メニュー選択もしくはバーコードで店販を選び、実在庫個数を入力してください。 「追加」を押下すると、入力した個数で実在庫が再登録されます。
    • 在庫調整をする
      (画像参照)差異数を押下します。在庫編集画面が開きますので、下記マニュアルSTEP9からの手順に添って在庫調整してください。
      在庫管理09_在庫一覧・ばらし・在庫編集
  6. 棚卸担当者を選択します。

    棚卸を担当したスタッフを選択します。

  7. 棚卸を確定します。

    棚卸や在庫調整がすべて終了したら、「確定」を押下します。
    【注意】
    「確定」を押すとそれまでに棚卸した情報がすべて確定保存されます。
    すべての在庫の棚卸が終了してから確定ボタンを押すようにしてください。
    ※直前の棚卸情報に限り、「解除」ボタンで確定前の状態に戻すことができます。
    追加した棚卸情報は一時保存されていますので、確定ボタンを押す前に棚卸画面を離れたりログアウトしたりしても構いません。

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